本当に良いフコイダンって?おすすめサプリガイド
様々な効果が期待されるフコイダンではありますが、その中の一つが抗アレルギー効果です。マウスを使った実験では、実際にアトピー性皮膚炎の症状が治まるのが確認されています。ここではフコイダンが持っている抗アレルギー効果についてご紹介しましょう。
なぜフコイダンを取り入れることによってアレルギーを抑えることができるのでしょうか。
アレルギー反応と大きく関係しているのが後程説明するIgE抗体です。このIgE抗体がたくさんあるとそれだけアレルギー反応が起きるリスクも高まります。
アレルギーにはⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ型があるのですが、このうちⅠ型アレルギーの大きな原因となるのがIgE抗体です。フコイダンにはIgE抗体の生成を抑える働きがあるため、IgE抗体が原因で発生するアレルギーを抑えるのに役立ってくれるでしょう。
一般的にただ「アレルギー」と呼ばれるものはほとんどⅠ型に該当します。中でも代表的なのがアトピー性皮膚炎です。他に、花粉症や蕁麻疹といったものもⅠ型アレルギーに分類されるので、IgE抗体の生成を抑えるフコイダンは非常に注目されています。
まだまだフコイダンが持っている抗アレルギー効果については研究途中ではありますが、今後さらなる研究が進み、アレルギー対策の強い味方になってくれるかもしれません。
ただ、フコイダンを取り入れたからといってアレルギーを100%防げるわけではないので注意しておいてくださいね。
また、フコイダンは炎症を和らげる働きも確認されています。アトピー性皮膚炎で肌が炎症を起こしている状態を改善させるのにも役立ってくれるでしょう。
アレルギー反応といえば多くの方が一度は何かしら体験したことがあるのではないでしょうか。どこに症状が現れるかはアレルギーによって異なります。
例えば、皮膚に現れる症状の場合、全身に蕁麻疹が出たり、肌がかゆくなる症状が代表的です。他にも、口の中や唇、目に異常を感じることもあります。こういったアレルギー反応は特に食物アレルギーにみられる症状です。
それから、呼吸器に症状が現れるアレルギー反応もあります。くしゃみが止まらなくなったり、咳、呼吸困難、鼻づまりなどの症状が代表的です。
消化器に症状が現れた場合、腹痛のほか、吐き気や下痢といった症状が出ることがあります。
特に注意しなければならないのが全身に症状が出るケースです。アナフィラキシーとも呼ばれており、重篤なものになった場合は命を失う危険性もあります。ハチに刺された時に発生するアナフィラキシーが代表的ではありますが、他にも様々な理由があって発生するので注意しなければなりません。
そもそも、アレルギー反応とは何なのでしょうか。 これは私たちの体を守る働きを持った免疫機能が大きく関係しています。
免疫機能といえば、体内に入ってくる異物から体を守るための機能のことです。異物が入ってきたのを確認した体は有害物質に対して反応するのですが、そこで攻撃しすぎてしまうことによって身体に良くない働きをもたらすのがアレルギーです。
つまり、体を守ろうとして免疫機能が頑張りすぎてしまった結果がアレルギーだといえるでしょう。
アレルギーの原因となる物質のことをアレルゲンというのですが、人によって何がアレルゲンになるかは違うため、すべてを阻止するのはなかなか難しいことだといえるでしょう。
アレルゲンが入ってくると体の中にあるIgE抗体というタンパク質の一種と結合します。すると、脂肪細胞が炎症性物質であるヒスタミンなどを放出し、全身に運ばれることになるのです。
このヒスタミンは生理活性物質と呼ばれ、体に反応を起こすものです。[注1]
つまりヒスタミンが体のなかで量が多くなることがアレルギーの症状がでる原因であるということになります。
最初に異物が入ってきた際には体の中で抗体が作られるのですが、また同じ異物が侵入してきたとき、抗体があると過剰に免疫反応が起こりやすくなり、より深刻なアレルギー反応につながります。
こうしたアレルギー反応がでるメカニズムから考えられることとして、アレルギーの症状を抑える目的とした成分をとるためには、大きく分けて2種類があるといえるでしょう。実際にアレルギーの症状に対しての市販薬にも2種類があります。
体の中にたくさんのヒスタミンが発生してしまっている状態でも、そのヒスタミンが体に反応を起こさないようになればアレルギー反応がでないことになります。医薬品ではこうしたヒスタミンの働きを抑える薬を第一世代の抗ヒスタミン薬と呼ばれているのですが、問題として口が渇いたり眠くなったりするという副作用がありました。
ヒスタミンがアレルギーの症状を起こしている根本の原因ということになるので、ヒスタミンが働きをおこさないようにするのではなくIgE抗体がヒスタミンが放出しないようになれば結果としてアレルギーの症状も減るということになります。
医薬品ではこうしたIgE抗体によるヒスタミン放出防止を目的としている薬を第二世代の抗ヒスタミン薬といい、眠気や口の乾燥などの副作用がでにくいとされています。
しかしすでにヒスタミンが体の中に増えてしまっている状態ではアレルギーの症状が発生してしまいますので、症状がでてからヒスタミンの放出を抑えても、その対応は遅く期待できる効果は大きくないことに注意が必要です。
このヒスタミンの放出をおさえるには、放出の原因となるアレルゲンと結合するIgE抗体を減少させることも大切であると考えられます。
医薬品以外でIgE抗体を抑えられると期待させる成分はいくつかあり、実は食品などに含まれているものがあるのです。
脂肪細胞からヒスタミンが排出されないような働きにより、アレルギーの症状を防げるとされています。
シソに含まれるシソエキスもIgE抗体を減少させるという研究がされており、医療施設などでも用いられています。
フコイダンをとっている場合とそうではない場合ではIgE抗体の量に差があるとされ、フコイダンを投与するとIgE抗体の量が約2/3に減少したという研究報告があります。[注2]
IgE抗体をおさえればアレルギー物質と結合する量が減り、脂肪細胞からヒスタミンは放出されにくくなることが期待できます。
IgE抗体を減らすことができたとしても、期待する部分としてはヒスタミンの放出を抑える予防ということになります。そのため症状がでてからではとるのではなく、日頃からとってヒスタミンが少ない状態を維持する必要があるといえます。
健康を維持したりアレルギーを抑えることができると期待できる成分であるといっても、日々続けてとる必要があることを考えると、過剰に摂取することでアレルギー以外の他の部分に影響がでてしまう場合には安心してとり続けることができません。
上で紹介した成分のなかでフコイダンについては1日のなかで200〜300mgを摂取した場合に体に影響がないかどうかを調べるという研究がされています。この研究では血液検査や尿検査心拍数などを検査してみたところ、安全健康上影響がなかったという結果報告となっています。[注3]
研究結果からはフコイダンは現在のところ、アレルギーの軽減効果を期待する以外に、不安な部分はないと考えられるので安心してとることができます。
日々の生活でフコイダンを取り入れることができます。
例えば、フコイダンは海草類に含まれている成分なので、普段から海藻類を積極的に取り入れるように献立を考えていきたいですね。特に、モズクにはたくさんのフコイダンが含まれているので、食生活の中でフコイダンを取り入れるのに役立ってくれるはずです。
しかし、毎日大量の海藻類を食べるのは簡単なことではありません。やはり同じメニューが続くと飽きてしまいますし、食事からだけで十分な量のフコイダンを取り入れようとすると相当な量の海藻類を食べなければならないのです。
そこで、できるだけ手軽に簡単に続けられるようにサプリメントを取り入れることについても検討してみましょう。サプリメントであればただ飲むだけで良いので海藻類が苦手な方でも安心ですね。
確かに、毎日の食事で海藻類を取り入れるように心がけることは大切ではありますが、効率よく、確実にしっかりフコイダンを取り入れたいと思っているのであれば、サプリメントを選択した方が間違いありません。
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[注2]一般社団法人 日本アレルギー学会:メカブ由来フコイダンの抗原反復刺激誘発アトピー性皮膚炎モデルにおける抑制効果[pdf]